憧れのギター「Fender(フェンダー)」のおすすめ9選!モデルごとの特徴も徹底解説!

 

「これからギターを始めたいけど、どのギターを買おうか迷っている」

「もっと良いギターが欲しいから、何か素敵なギターがないか探している」

 

というギタリストで、Fenderフェンダー)を選ぼうとしている人は多いのではないでしょうか?Fenderは、確かな品質と伝統的なルックスにより、世界中のアマチュアからプロのギタリストまで幅広い世代に愛されています。

 

しかし、Fenderのギターは種類が豊富で、何を選べばいいかわからないという人も多いことでしょう。

 

この記事では、Fenderの特徴やモデルごとの比較を行い、選び方やおすすめのギター紹介も行います。最後まで読めば、Fenderで欲しいギターを選べるようになるだけでなく、Fenderのギターが欲しくなると思うので、ぜひ最後までご一読ください。

「Fender(フェンダー)」とは?

エレキギターを始める方は一度は耳にしたことがある「Fender」。ここではFenderという楽器メーカーの名前の由来から、Fender JapanやFender MEXなどの違いを見ていきましょう。

社名の由来

Fender(フェンダー)」の社名の由来は、創業者であるレオ・フェンダーに由来しています。彼は楽器製造において独自のアイデアと斬新なデザインで知られ、その功績からフェンダーは彼の名前を冠したブランドとなりました。また、フェンダーという言葉自体は英語で「防波堤」や「波除け」を指す言葉であり、レオ・フェンダーが音楽の海において新しい波を生み出す存在としての象徴とも言えるでしょう。この由来からもわかるように、フェンダーは創業以来、革新的で耐久性のあるギターを提供し続けています。

【変人?】創業者「レオ・フェンダー」について

レオ・フェンダーはギターメーカーの創業者として知られていますが、彼には異色の経歴があります。まず、彼は電気工学を独学で学び、その知識を基に楽器製造に取り組みました。興味深いことに、なんと彼はギターを弾くことはできなかったそうです。そのことが功を奏してなのか、フェンダーのギターは、プレイヤーにとって使いやすく、音楽性に優れた特長を持つように設計されました。

 

この「弾けないけれども作る」という独特のアプローチが、フェンダーの楽器に革新的で実用的な特性をもたらしました。フェンダーのギターは、プレイヤーのニーズに焦点を当て、シンプルでありながら多彩な音楽スタイルに対応できるようデザインされています。レオ・フェンダーの変わり種とも言える経歴が、音楽史に大きな足跡を残す一因となりました。

フェンダーの成り立ち

創業者であるレオ・フェンダーは、1946年にフェンダー・エレクトリック・インストゥルメンツ社を設立しました。当初はラジオやアンプの修理業からスタートし、その後独自のエレクトリックギターの設計と製造に踏み込みました。

 

フェンダーは初めての製品であるテレキャスターストラトキャスターを発表し、これらのギターは革新的なデザインと高品質な音響性で音楽業界に大きな影響を与えました。同社はその後もジャズマスタージャガーなどさまざまなモデルを開発し、常に進化し続けました。

 

長い歴史を通じて、フェンダーは様々なアーティストに支持され、音楽の歴史に深く刻まれています。その製品はプロフェッショナルなミュージシャンからアマチュアまで幅広い層に愛用され、フェンダーの名前は世界中でギターブランドとしての確固たる地位を築いています。

Fender Japan(フェンダージャパン)との違いは?

Fender Japanは、Fenderブランドが日本国内で展開できるラインナップのことです。Fenderが次々とエレクトリックギターを世に出し始めた頃、日本の楽器メーカーがこぞってFenderのコピーモデルを製作し販売するようになりました。日本製のコピーモデルは作りが良く価格も本家より安めだったので、Fenderは業績不振に陥ります。

 

それを打破すべく立ち上げたのがFender Japanで、コピーモデルを発売していた日本の楽器メーカーにFenderという名を与えて、本家Fenderの廉価版と言う立ち位置をとらせています。今となっては日本製の作りの良さから「ジャパンヴィンテージ」なんて言葉も生まれています。

 

Fender Japanとして作られたもののほぼ全ては、ネックの裏側やヘッド裏に「Made in Japan」と刻印されています。

 

Fender MEX(フェンダーメキシコ)との違いは?

Fenderは製造の拠点を広げるべく、日本の協力会社と共にメキシコにFender Mexicoを設立しました。今ではFender MEXと略称も使われるそうです。

 

Fender MEXが出た当初は、Fender USAとFender Japanとの中間くらいに位置するブランドでした。価格帯もそれに従ってFender Japanより少し高価でしたが、近年ではFender Japanが高価なシリーズラインナップを揃えてきているので、メキシコ製の方が割とお手頃な価格で買えるようになりました。

 

Fender MEXも同様に、ヘッド裏などに「MADE IN MEXICO」と刻印があります。

Squier(スクワイヤー)とは?

Squierは、少し名前は違いますが、元々バイオリンなどを製造する楽器メーカーでした。その後Fender Japanと同時期にFender傘下に入り、Fenderブランドの廉価ブランドの「Squier」としてギターメーカーになります。

 

設立当初はコピーモデルが横行していましたが、SquierはしっかりとFender傘下に入っていたため、ヘッドやボディの形状など完全にFenderオリジナルの寸法でギターを作ることができています。

 

また、Fenderでは発売していない製品もあり、本家Fenderの高価格帯に手の届かない方でも、良心的な値段で豊富なラインナップを揃えてくれています。

Fender(フェンダー)ギターの主要なモデルと特徴

Fenderギターはラインナップが豊富ですが、ここでは有名どころの、

の5つに絞って紹介します!

モデルごとの比較一覧

【元祖】テレキャスター

エレキギターの元祖といっても良いでしょう。元々はブローキャストやエスクワイヤと言う形のよく似たギターでしたが、51年から今でも生産を続けているのはこのテレキャスターです。

 

どんなジャンルの音楽でも合うような、シャキッ!とした音を出してくれます。音のツブも揃っていて、伸び(サスティーン)もある印象を受けます。

 

バンドのボーカルになるぞ!って方は、テレキャスターを弾きながらだと様になります!

【定番】ストラトキャスター

 

 

ストラトキャスターは定番とも言うべきエレキギターで、多くのギタリストが愛用しています。ギターの構造から、テレキャスターよりはサスティーンは抑えられていますが、太めの音を出し、ギターソロにはもってこいの音色です。ヴィンテージギターでは「枯れた音」として表現されています。

 

ストラトキャスターは汎用性が高く様々な音楽に合うので迷ったらこれを選ぶことをオススメします。

【高級品】ジャズマスター

本来はジャズを弾くことを目的として作られたジャズマスターですが、発売当初はあまり売れ行きが良くなかったようです。音を歪ませないクリーントーンは美しいですが、サスティーンがあまりなく、色々なジャンルで活躍できる印象はあまりありません。

 

しかし、シューゲイザーというジャンルの音楽が流行した時にジャズマスターが使われ、今ではロックやオルタナティブミュージックでも愛用しているミュージシャンが沢山います。

 

アンダーグラウンドのヒーロー」と呼ばれるギターです。

【優秀な弟分】ジャガー

ジャズマスターと形がよく似ていますが、ショートスケールという少し短いネックを使用しています。そのネックの短さから日本人向けであるとも言えます。

 

ジャガーはスイッチが多く、プリセット機能もあるので音色を一瞬で変えることも可能です。

 

オルタナティブロックで有名なニルヴァーナカート・コバーンが、このギターのピックアップを載せ替えて所持していたこともあり、世界中で愛用されています。

【変態】ムスタング

可愛らしいルックスでショートスケールで手が小さい方にもオススメなのがムスタングです。

 

クリアで明るいサウンドが特徴ですが、歪ませてムスタングという名の通り暴れ馬のように使うギタリストも多いです。独特のトレモロで大きく音の高さを変えられるのも特徴です。

Fender(フェンダー)ギターを愛用するギタリスト

1:ジミ・ヘンドリックス


www.youtube.com

ジミ・ヘンドリックスJimi Hendrix)は、20世紀最大のギタリストの一人として認識されているアメリカのロックミュージシャンです。エレキギターの先駆者であり、その革新的な演奏スタイルやエフェクトの使い方で、多くのミュージシャンに強烈な影響を与えました。ジミヘンコードと呼ばれるコードの押さえ方もあるくらいです。

 

彼の使用ギターはストラトキャスターで、ヴィブラートやディストーションを駆使し、フィードバックを取り入れた革新的なものですが、Fender創設者のレオ・フェンダーから、「ギターはあのように弾くものじゃない」と言われる程でした。ヘンドリックスの音楽的な影響力とカリスマは、今なお多くのミュージシャンやファンに感銘を与えています。

2:エリック・クラプトン


www.youtube.com

エリック・クラプトンは、イギリスのギタリストで、ロック界で最も尊敬されるミュージシャンの一人です。クラプトンはそのキャリアを通じて多くの音楽ジャンルに影響を与え、数多くのヒット曲や名演奏を生み出しました。

 

ジミ・ヘンドリックスと同じようにストラトキャスターを愛用し、「Layla」や「Crossroads」でも演奏しているのが見られます。クラプトンは長いキャリアを通じてさまざまな賞を受賞し、ロックの殿堂入りも果たしています。

3:カート・コバーンNirvana


www.youtube.com

 

カート・コバーンは、アメリカのミュージシャンで、90年代初頭に活動したオルタナティブロックバンド「ニルヴァーナ」のボーカリスト、ギタリスト、ソングライターです。

 

ニルヴァーナは、1991年にリリースされたアルバム『Nevermind』に収められた「Smells Like Teen Spirit」のヒットで一躍国際的な成功を収め、オルタナティブ・ロックの代表的なバンドとなりました。

 

彼はムスタングやピックアップを載せ替えたジャガーを使用し、轟音に近いロックなサウンドを出します。

 

インタビューの際「あなたにとってギターとは?」と訊かれ、「ただの死んだ木」と答えたのも印象的です。

4:向井秀徳ZAZEN BOYS / NUMBER GIRL


www.youtube.com

向井秀徳は元「NUMBER GIRL」のボーカルギターで現在は「ZAZEN BOYS」で活躍しています。独特な楽曲と人間性から熱狂的なファンが大勢います。音楽業界ファンも多く、様々なアーティストに影響を与えています。

 

彼はテレキャスターを使用し、鋭角で伸びあるクリーンサウンドを奏でます。「透明少女」や「kimochi」といった楽曲でもそのサウンドを聴くことができます。

 

博多出身でラーメン通でもあり、自身のyoutubeで昆布から出汁をとったインスタントラーメンを「しょっぱい」と発言しています。

5:Ken(L'Arc〜en〜Ciel)


www.youtube.com

Kenは日本のギタリストで、ロックバンド「L'Arc〜en〜Ciel」のギタリストとして知られています。ギタープレイは、そのテクニカルな技術と多彩なスタイルでファンから高く評価されています。L'Arc〜en〜Cielの楽曲においては、彼のギターパートがバンドのサウンドに特徴的な役割を果たしています。

 

代表曲としては、「虹」や「HONEY」、「Winter Fall」、「Driver's High」などがあります。これらの楽曲では、kenの独特のギターフレーズやリフが際立ち、L'Arc〜en〜Cielの音楽の魅力を引き立てています。彼はまた、ソロ活動や他のプロジェクトにも参加し、その音楽的な幅広さも注目されています。

 

6:田渕ひさこ(NUMBER GIRL


www.youtube.com

田渕ひさ子向井秀徳が率いた元「NUBER GIRL」のリードギターで、「bloodthirsty butchers」でも活躍しています。今では「ひさ子」と呼ばれ親しまれていますが、NUMBER GIRL在籍時は轟音でギターを弾く姿が印象的で女性としては珍しいと思った方も多いと思います。

 

ジャズマスターとメインギターとしており、エネルギッシュでノイジーサウンドを奏でます。ジャズマスターらしい豊かでザクザクとした音も特徴的です。

 

向井秀徳の難解な要求にも答えられる腕と人間性を兼ね備えています。

【おまけ】あずにゃん


www.youtube.com

あずにゃんは、アニメ「けいおん!」に登場している「中野梓」のニックネームです。フェンダームスタングを使用しており、小さい体から繰り出される多彩なギターテクに、アニメファンのみならず多くの音楽ファンが魅了されています。

 

代表曲には、「GO!GO!MINIAC」や「Don’t Lazy」などがあり、アニメの人気も合間って多くのギタリストがコピーやアレンジした楽曲動画が多く登場していました。

 

なお、あずにゃんムスタングを選んだ理由は「てが小さいので、ネックが細いもの」ということです。ギターのキャラクターにも合ったリアルな理由から、ムスタングファンからも納得の声が上がっています。

Fender(フェンダー)ギターのおすすめポイント

初めて持つギターはなぜフェンダーが良いのかを解説します。

ポイント1:「ギターといえばフェンダー」と言われるほど定番

ギターメーカーは数多くありますが、エレキギターを初めて世に出したのはフェンダーです。エレキギター界の中でも老舗中の老舗であり、その歴史からギター製作のノウハウは他のメーカーよりも抜き出ています。

 

もう一つのブランドでギブソンがありますが、ギター制作に対する理念が違います。デザインや装飾にこだわり高級感を出すギブソンに対して、フェンダーは機能性と生産性を追求したギターを作り続けています。

ポイント2:多くのプロギタリストに愛用されている

Fenderギターをオススメするポイントとして、多くのプロのミュージシャンがフェンダーを愛用していることが挙げられます。エリック・クラプトンジミ・ヘンドリックスなど、数々の著名なアーティストがフェンダーを使用しており、その実力と信頼性が証明されています。これがまた一般のプレイヤーにとってもフェンダーを選ぶ一因となっています。

 

思い描いていた音色が手に入りやすくなるので、「あのギタリストと同じモデルが欲しい」と思い購入するのも1つの手です。

ポイント3:ジャンルやルックスの好みに合わせて豊富なモデルラインナップから選べる

豊富なモデルラインナップも、Fenderギターの魅力の一つです。テレキャスターストラトキャスタージャズマスタージャガーなど、異なるデザインやサウンドを持つモデルが数多く用意されています。これにより、様々なジャンルや個々の演奏スタイルに適したギターを見つけることができます。

 

ルックスも多様で、ヴィンテージ感溢れるクラシックなデザインからモダンで洗練された外観まで、プレイヤーの好みに合わせて選択できるのがポイントです。

 

さらに、カスタムオプションも豊富で、ピックアップやカラー、ネックの形状などを自由に選ぶことができ、自分だけのオリジナルなギターを手に入れることができます。この幅広いモデル展開は、プレイヤーにとって理想的な楽器を見つける手助けとなり、多彩な音楽表現を可能にしています。

ポイント4:周辺機器とメーカーを統一できる

Fenderギターを選ぶ際の魅力の一つは、周辺機器とメーカーを統一できることです。Fenderはアンプ、エフェクター、ケースなど、高品質な周辺機器も提供しており、これらを統一することでシームレスな演奏環境を構築できます。同メーカーの製品同士は互換性が高く、音響面での調和が生まれ、演奏者は理想的なサウンドを実現できます。

 

また、製品の保証やサポートも一貫して提供されるため、トータルでの購入体験が向上します。これにより、プロのミュージシャンから初心者まで、Fenderのギターを選ぶことで安心感と高いパフォーマンスが手に入ります。

ポイント5:利用者が多く、情報が豊富

Fenderギターの利用者が多く、情報が豊富なことは、プレイヤーにとって大きなメリットです。オンラインやオフラインのコミュニティでは、Fenderユーザー同士が経験を共有し、アドバイスを交換する場が豊富に存在しています。

 

また、YouTubeやフォーラムなどで公開されている豊富なレビューやデモンストレーション動画は、購入前に詳細な情報を得るのに役立ちます。これにより、新しいギターを選ぶ際には他のプレイヤーの意見や経験を参考にしやすくなり、Fenderユーザー同士のコミュニティが支え合う環境が形成されています。

Fender(フェンダー)ギターはこんな人におすすめ

Fenderは、以下のような人には特におすすめのギターです。

 

  • 「1本目のギター」を探している
  • 「ギターといえばロック!」と思っている
  • 「音作り」にこだわりたい
  • 「ヴィンテージギターがかっこいい!」と思える

 

これらについて、詳細に解説します。

1:「1本目のギター」を探している初心者

Fenderギターは、初心者にとって理想的な1本目のギターとして選ばれることが多いです。その理由は、使いやすいネック形状や軽快な演奏性、クリーンで明瞭なサウンドなど、初心者が学びやすい特徴が揃っているからです。

 

さらに、豊富なモデルから選べるため、音楽のジャンルや外見に合わせたギターを見つけやすく、長く愛用できる信頼性も高いです。初めてのギター選びに迷う初心者にとって、Fenderは音楽の冒険をサポートする最良の選択といえます。

2:「ギターといえばロック!」と思っている人

Fenderギターは、ギターといえばロック!と考える人にとって理想的な選択肢です。その独自のサウンドと堅牢な構造は、ロックミュージックにおいて力強く、表現力豊かな演奏を可能にします。代表的なモデルであるストラトキャスターテレキャスターは、多くのロックギタリストによって愛用され、アグレッシブなリフからメロディアスなソロまで、ロックの幅広いスタイルに対応しています。

 

これにより、Fenderはロックミュージックの核となるギターサウンドを提供し、多くのロック愛好者に支持されています。

3:「音作り」にこだわりたい人

Fenderギターは、音作りにこだわりたい人にとって理想的な選択肢です。その豊富なモデルラインナップとカスタマイズ可能な要素は、音楽家が自分の理想的なサウンドを追求するために重要なツールとなります。異なるピックアップ、トーンコントロール、ネックの素材などが用意されており、これらを組み合わせることで独自の音楽表現が可能です。

 

また、多くのプロギタリストが愛用することで知られるFenderのギターは、そのサウンドメイキングへの信頼性と高品質を提供し、音楽制作において深い探求心を追求するプレイヤーに向けて設計されています。

4:「ヴィンテージギターがかっこいい!」と思える人

Fenderギターは、ヴィンテージギターがかっこいい!と感じる人にとって、歴史的な魅力を満たす逸品です。ヴィンテージモデルのテレキャスターストラトキャスターなどは、その独自のデザインと経年変化した美しさがファッショナブルで、多くの愛好者を引き寄せています。Fenderはヴィンテージ再現モデルも提供し、当時のクラフトマンシップとトーンを現代のプレイヤーに再現しています。

 

このようなギターは、その存在感と歴史的な価値により、ヴィンテージ愛好者やクラシックな魅力を求めるプレイヤーにとって、非常に魅力的な選択肢となっています。

Fender(フェンダー)ギターを選ぶ際によくある悩み

Fenderは多くのギタリストやこれからギターを始めたいと思っている人にとっての憧れですが、実際にギターを購入する前には人それぞれの悩みを持っています。

ここからは、Fenderのギターを選ぶ際によくある悩みと解決方法について解説します。

悩み1:種類が多すぎてどう選べばいいかわからない

Fenderというメーカーは根強い人気がありますが、種類が多いのもまた事実です。そのため、いざギターを選ぼうと思うと「どう選べばいいのかわからない!」という悩みが出てくるものだと思います。

 

記事の前半で説明したように、Fenderにはさまざまな種類があるため、それぞれの特徴を理解する必要があります。特徴を理解した上で、あなたの好みのモデルを選ぶためには、それなりにギターに対する知識が必要になることでしょう。

 

記事の後半にある「Fenderギターの選び方」では、「Fenderは好きだけど、選べない!」という人のために、おすすめの選び方についても紹介しているので、参考にしてください。

悩み2:試奏が怖くてショップに行けない

近くにある楽器屋でギターを選びいざ試奏しようと思っても、周りの目が気になり、なかなか手が出せない方も多いのではないでしょうか。「店員さんは皆プロレベルだろうし、そんな人の前で演奏するのは恥ずかしい」と思うものです。

 

そんな時は店員さんに「初めてのギターだから、試奏してくれないか」とお願いするのも1つの手です。

 

また、近年ではネットの発達によりYouTubeなどでギターのデモ音源を聴くことができるのでわざわざ楽器屋に行かずに購入する方も増えています。

 

【参考】ギターの試奏でおすすめのフレーズ|Youtube


www.youtube.com

悩み3:高すぎて手が出せない

せっかくギターを買うのだから良いものがほしいのは誰しもが思うことです。しかし良いものは高い物であるため、本当に欲しいものは高くて手が出せないですよね。

 

Fenderは様々なラインナップがあるため、自分の予算に合ったグレードを選ぶことができます。ラインナップは様々ですが、全てFender社がブランド名をかけて製作しているため、「コピーモデルを売っているこのメーカーは安心なのか」と心配する必要もありません。

Fender(フェンダー)ギターの選び方

Fenderは多くの人の憧れですが、種類が多くて選びにくいという人も多いようです。ここからは、Fenderギターを選ぶ上でおすすめの方法について解説します。

1:憧れの「あの人」が使っているモデルを選ぶ

初めてのギターの選び方としてもっとも有効的なのは、憧れている人のモデルを選ぶ方法です。購入してから、「思っていた音と違う」と思うことがありますが、この購入方法では憧れている人がそのモデルで自分の好きなサウンドを出して演奏しているので失敗は少ないです。

 

 また、検索すればセッティングなどを公表している方もいるのでその人に近い音を出せるでしょう。

2:サウンドで選ぶ

Fenderのギターは、ギター初心者にとってはどれも同じような見た目をしていますが、モデルによって全くサウンドが異なることに注意が必要です。記事の前半で紹介したように、より汎用的なサウンドを求める場合には「ストラトキャスター」、個性的なフェイズサウンドを求める場合には「ムスタング」といったように、サウンドによってモデルごとの特徴が決まっているため、好みのサウンドがあれば、それによってモデルを選ぶことができます。

 

さらに、同じモデルでもサウンドが若干異なるため、モデルと合わせて使われている木材や部品などの細かな仕様を確認することで、理想的なサウンドのギターに出会うことができます。

3:弾きやすさで選ぶ

ギターを初めて選ぶ人にとっては、ピンと来ないかもしれませんが、ギターを選ぶ上でかなり重要になるのが「弾きやすさ」です。具体的には、弦高やネックの太さなど、ギターの弾きやすさに影響する部分はさまざまあり、それによって将来的なギターの上達度や充実度が変わります。

 

弾きやすいギターを選ぶことで、三日坊主にならず楽しいギター生活が待っていることでしょう。

4:ルックスで選ぶ

ギターは楽器なので、音質や演奏のしやすさに目が行きがちですが、ギターにとってルックスは非常に重要な要素です。中には、「ギターは弾かずに部屋に飾っておきたい」と思う人もいたり、「あのギターを持っている自分を鏡で見たい」と考えてギターを選ぶ人もいるほど、ギターとルックスは切っても切れない縁があります。

 

ルックスが好みのギターを選ぶことで、いつまでも飽きずにギターを大切に取り扱うことができるため、粗末に扱ったり練習をサボるリスクを下げるためには、ギターのルックスは重要だといえます。

5:生産国で選ぶ

Fenderのギターにとって、生産国は非常に重要な要素です。生産国には、アメリカ・メキシコ・日本・インドネシアなどがあり、それによって音質や木材の品質が異なるため、ギターのキャラクターが全く異なります。

 

生産国を選ぶためには、予算に合わせて満足のいく音質や弾きやすさなどを考慮する必要があります。一般的には、音質や演奏のしやすさにこだわる場合には、「Fender USA」、中程度の品質で手頃な価格のものを手に入れたい場合には「Fender MEX」や「Fender Japan」などを選ぶ傾向にあります。

6:年代・シリアル・仕様で選ぶ

Fenderは会社の歴史や生産拠点が年式に応じて異なるため、生産年数もギターの品質に大きく影響します。Fenderのギターには、「シリアルナンバー」が記されており、それによって生産年数と生産工場がわかるようになっています。

そのため、好みのギターを探す上では、モデルだけでなくシリアルにもこだわることで、よりイメージ通りのギターを選ぶことができます。

【予算別】Fender(フェンダー)ギターのおすすめ

初めてギターを買う方に最もおすすめするのが、Fender Japanのストラトキャスターです。ストラトキャスターは定番中の定番とも言うべきギターで、多くのギタリストが愛用しています。また、Fender Japanはコストパフォーマンスが高く、音作りも自分の思うセッティングが望めます。汎用性の高いギターを初めから持っておくことであなたのギターライフも楽しくなること間違いなしです。

私がお勧めするのは、Fenderストラトキャスターの中でも「品質」「価格」「人気」のバランスがもっとも良い「Fender Made in Japan Traditional 60s Stratocaster」です。このギターは、これからギターを始める人にも、2本目以降のギターを検討している人にも、万能に満足できる最高の一品です。

 

12万円前後と、決して安くはない買い物ではありますが、伝統的なフォルムと確かな品質によって、一生もののギターとして大切にお使いいただけること間違いなしです!

 

その他のお勧めギター一覧はこちらです。

 

【最上位】20万円以上のおすすめギター

    • おすすめ1:Eric Clapton Stratocaster Black BLACKIE
    • おすすめ2:American Performer Jazzmaster
    • おすすめ3:Kurt Cobain Jaguar 3-Color Sunburst

    【定番品】12万円前後のおすすめギター

      • おすすめ1:Fender Made in Japan Traditional 60s Stratocaster Rosewood Fingerboard 3-Color Sunburst
      • おすすめ2:Fender / Made in Japan Traditional 60s Jazzmaster Rosewood Fingerboard Olympic White
      • おすすめ3:TL62

      【お手頃】10万円以下のおすすめギター

        • おすすめ1:Fender / Player Series Stratocaster Black Pau Ferro
        • おすすめ2:Fender Mexico / Player Series Telecaster Butterscotch Blonde Maple
        • おすすめ3:Squier Sonic Mustang

        まとめ

        この記事では、Fenderギターのモデルごとの特徴やポイント、おすすめのギターを紹介しました。これから購入する方は是非見直して、購入するときの参考にしましょう!

         

        また、以下の記事ではギター本体以外にも自宅練習で必要なアイテムのおすすめも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

        hobbies.hatenablog.com

         

         

        AngoHobbies All rights reserved.